断捨離、捨て活が進むと、ある時からゴミも減らしたい、と強く思うようになりました。ミニマリストの延長なのか、捨てることへの罪悪感なのか。
本日はミニマリスト達成感が半端ない、生ごみをゼロにする方法をご紹介します。うちの燃えるゴミのゴミ箱はこれだけです!直径13cmの筒状のタッパーの蓋がない状態。もはや箱ではない。プラごみ、資源ごみにも分類されない、ウエットティッシュやキッチンペーパー、アルミホイルなどがここに捨てられます。
それはコンポストです!そもそもは趣味の家庭菜園をYouTubeで勉強しているうちに、生ごみで堆肥を作り循環をさせればごみゼロ、というアイディアになり試行錯誤が始まったと記憶しています。正直ここまでやるのは尋常じゃないと自覚してます。
あくまで二人暮らしで実現できているものをご紹介しています。
ダンボールコンポストの条件
- 雨をしのげる野外スペースがある
屋内に設置する方もいらっしゃるようですが、稀にダンボールの底が抜けたり、稀〜に失敗してコバエが発生したりするかもしれないので、うちはベランダでやってます。冬寒かったりしますが、部屋のスペースを取らなくていいです。日当たりや温度は気にしたことはないですが、うちは西向きです。
*コンポスト歴2.5年になりますが、もう虫の失敗はありません。
- 堆肥化させた後、それを撒けるガーデンや家庭菜園がある
都会に住んでいるとかなかなこの条件満たせないですよね。出来上がった堆肥をゴミとして捨てていたら、何をしているのかわからなくなってしまいますので、ある一定の限られた方向けということになります。
ダンボールコンポストに必要な基材
- ピートモス
- くん炭
- 米ぬか:スーパーのぬか漬けのところにあるやつ
- ダンボール:お勧めは丈夫なクロネコボックスをお勧めします。サイズは10。家まで持ってきてくれますが支払いは現金のみです。
クロネコボックス - ダンボールを乗せるすのこ 100均で購入
- 移植ゴテ 100均で購入
- 新聞紙一日分
- 使い古したキッチンタオル(絶対、ハエを通さないもの)
ダンボールコンポスト作り方
- ダンボールの組み立て:底をしっかりガムテープで封鎖。さらに中に新聞紙1日分を敷く。ダンボールのふたとなるパーツはカッターで切り落としたほうが使い勝手がいいです。
- 基材の作り方:ダンボールの高さの半分以上になるように、ピートモスとくん炭を5:5で入れます。(二箱目以降で)古い基材を1/3ほど残しておいて、2/3ほどをフレッシュな基材にすると発酵が始まるのが早いです。金魚水槽の水を一気に入れ替えないのと同じと思えばわかりやすいかと。
- ひたすら混ぜる:ピートモスとくん炭が満遍なく混ぜる、さらにそれらが若干ダマになるくらいに水1Lを徐々に入れてひたすら混ぜます。↓完成!
- ベランダに設置:すのこの上に乗せてキッチンタオルで蓋をしたら、いつでもコンポスト開始できます。蓋は風に飛ばないように必ず固定してください。虫よけです。
生ごみをどんどん食べてもらう
- 投棄できるもの:魚の骨、動物の骨以外は基本的になんでもコンポスト可能。レモン、アボガドの種、卵のから、なんでも入れます。今は自炊が多いので、1~3日に一回はこの直径15cmのステンレスボール一杯分を食べてもらっています。
- 食べてもらう:穴を掘って、生ゴミを入れた後、写真左の通り米ぬかを大さじ一杯入れる。米ぬかと基材と生ごみを移植ゴテでよく混ぜます。生ごみに基材が程よく絡みついている感じです。その後また周辺の基材で表面にゴミが出ないように埋めてあげます。
*初期は発酵が始まるのに時間がかかるので、数日経っても捨てたままの姿でゴミが残ってますが気にしない。
- やめどき:機材よりもゴミが多くなった時です。適当です。発酵が進まなくなります。ふたりぐらしの80%以上自炊の環境でも一ヶ月以上は食べ続けてくれます。
こちらをまたキッチンタオルで蓋をして一ヶ月程放置して乾燥させたら、箱の2/3を畑に持って行って埋めます。ということで、うちのベランダにはコンポスト箱が2箱あります。一つ目はゴミでたくさんになり乾燥をさせつつ畑に埋められるのを待つ箱。二つ目は現役でゴミをどんどん食べてくれる箱。
感想
生ごみがないと、腐る心配がないのでゴミ出しの頻度を気にしなくなります。唯一、魚の骨が出た次の日だけですね。
循環できるということが究極のミニマリストではないかなと思うようになりました。確実に購買行動にも影響を与えていますね。スパーク、ときめく物、すなわちメルカリで売れるものしか買わない、という購買行動も近いものがある気がします。。。。