ライフシフトは一夜には起こせない〜脱サラの時期〜

平屋一軒家家庭菜園付き

先週、7月末で会社を辞めた先輩と飲みました。その時、脱サラできるのはお金だけが要素ではない、とお金を十分に持っている先輩が断言していました。

その先輩は私より10歳くらい年上です。超ハイレベルなDINKSの上に、7月にFIREに十分な早期退職一時金のパッケージをもらって会社を辞めました。

やめる当時、「お金には困らないから暫くは働く気はない」と言っていました。誰もが納得です。退職一時金だけで億り人が達成できそうだし、定年までの年数が微妙なのでやる気も湧かないと思います。

しかし、退職して一ヶ月もしないうちに、あっという間にまた外資企業に就職を決めていました。なんと、もっとタイトルをあげて、給料もあげて!!

もっと忙しくなって、ワークライフバランスは悪くなったと言ってました。お金に困らないのになぜそんな動きをするのか信じられないです。

飲んだ時に色々聞いてみました。これがFIREを目指す私にもとても参考になりました。

  1. ずっとバリバリ仕事してきて、”これ!”という趣味がない。
    時間を持て余す、というのが一番の副作用だったようです。
  2. コミュニティが居づらい。
    仕事を辞めても会う人がみんな元同僚で、バリバリ働いていないという状況に違和感を感じるとのこと。その元同僚にどう思われているかも気になるそうです。
    誰が偉くなった、誰がいい仕事している、誰が仕事できない、という会話が多くを占めるのでなんとなく想像はできます。

❶と❷を克服して仕事と全然関係ないコミュニティに所属することが必要、と先輩は結論を出していました。

サラリーマンを辞めた瞬間で構築できるものでもないし、若い方が構築できやすいので、これから数年かけて❶と❷を克服すると言っていました。

❷があるので、転職するにも小さい会社、低いポジションにも転職できないというプレッシャーがあったようでした。

お金だけではないということが証明されたような夜でした。特に部下がたくさんいて、尊敬されて、会社からの評価も高い人ほど難しいのかもしれないですね。まさしく、シフトは自分で起こさないといけないということですよ。

では私はどうFIREシフトをするべきか?

自分は2年でFIREすると言っているが準備状況はどうなのだろうかとやはり気になります。

趣味や時間を費やせること

自然農法(Permaculture)の実現。

サステーナビリティの追求のために移住先でトライしたいと考えています。これほぼ素人なのでだいぶ時間を費やすのではないかなと予想しています。すでに移住計画は進んでいるので、ひとまずスタートラインには立ってます。

もう一つ考えているのが、今の経験を生かして何か事業をやる、というものです。ただ、これは誰でもなんとなくは考えはするものの、実行に移せる人はなかなかいないと思います。

同僚以外のコミュニティ

私には幸い女子友がいます。仕事の利害関係がない、サラリーマンと関係ない大学からの友達です。この方達、そもそも仕事や出世などに執着がないので、脱サラに向いたコミュニティとも言えます。

もう一つは、移住先でどのようなコミュニティに所属するのか?何かしら活動をしないとコミュニティには所属できないのでしっかり考えないといけないですね。

できれば自然農法関連のコミュニティを検討したいです。趣味の範囲ではありますが、移住先ではセミナーとかに行こうかと考えています。

新しいコミュニティへ順応できるのはやっぱり若い方がいいかもしれないと漠然と思うので、45FIREは妥当な目標と思いました。妥当というかラストチャンスですかね。