資本主義社会からの独立、と呼んでいます。リスクをゼロ状態にまで持っていきたい。
今朝のニュースで、台湾と一戦交えるとの憶測から中国で買い占め騒動が起きたそうです。中国で何か起きると、必ず世界に影響がでます。恐ろしいです。
311直後、緊急事態宣言の時は日本でも同じことおきました。需要と供給のバランスが一時的に壊れる時のこれらの混乱に巻き込まれたくないのです。超安定が欲しいです。
コロナによる緊急事態宣言時はトイレットペーパー、生理用品、小麦粉の入手困難を経験しました。
物流の停滞だけでなく、連動して起こる物価の上昇はFIREへの道を長くするリスクがあります。今朝、畑仕事の後に寄るカフェのモーニングセットが350円から90円の値上がりしていて驚きました!もうモーニングセットは頼みませんよ。
昨今の原油価格高騰による物価上昇予測から、資本主義からの独立欲望が再沸してます。
荒波を少しでもサーフィンできるようにするにはどうしたらいのでしょうかね。これもサステーナビリティの一要素と思います。
生産ピラミッドの下から入手する
できるだけこの生産ピラミッドの下の方から物を入手する生活をした方が、波が低いうちに到達すると思うからです。上にいけば行くほど、共鳴して荒波化します、きっと。

東京のど真ん中より、田舎の直産販売店所や道の駅の方が安定供給、物価安定には強いんじゃないでしょうか。田舎に移住したら、行きつけの直産販売所と道の駅を持つのがタスクです。
下層消費者になってみる
例えば、パンを買うのではなく、小麦粉を買ってパンを作る。例えば、味噌を買うのではなく、大豆を買って味噌を作る。例えば、納豆を買うのではなく、大豆を買って納豆を作る。



競争がより少ないところで購入という行動をする方が荒波の影響は少ない気がします。とはいえ、緊急事態宣言の時はパンも消えたけど、油断していたら時間差で小麦粉も消えました。
家に小麦粉と大豆のストックがあるのは何かと安心です。少なくとも何か食べることはできます。
生産者になってみる
ご自分で作っている人はやはり強いです。コロナ禍の多くの先進国で家庭菜園にトライする人が増えたそう。フードセキュリティとスティホームの余剰時間の解決案。
米作ったら最強と思いがちですが、私は米作りにはあまり興味ないです。日本はコメの供給はさすがに安定してます。緊急事態宣言の時の買い占めにも耐えていました。国ががっつり生産と備蓄をコントロールしているからですかね。
移住したら植物ベースの食事8割を目指すつもりです。季節にあった野菜と果物でいきていく。入手先は家庭菜園の予定です。生産だけでなく、保存のスキルも上達させねばなりません!
残り2割肉とか魚とか自分で作れないもの、たんぱく質です。お肉はサプライチェーンが長すぎて生産者に近いところで入手するイメージすら湧きません。依存度を減らします。もはや嗜好品に思えてきます。
脱使い捨てする
使い捨て、特に一回きりで捨ててしまう奴はどうしても購入頻度が高いです。すなわちパニックの影響を受けやすいですよ。
災害で物流が停滞し、パニック買い占めで決まってスーパーから消えるものの一つに紙類があります。トイレットペーパー、生理用品、ティッシュ、など。
調達能力をあげたり備蓄することによりも、そもそも消費量を減らせば買い占めの煽りを受けないよな?といつも思ってます。
生理用品
初めて緊急事態宣言が出た時、入手できなくて面倒でした。
今後値上がりするだろうなと思うと、まだトライしてないですが、吸収するサニタリーパンツ、洗って何度でも使えるやつにするか悩みます。遂にユニクロからも発売されたので、質も高くなっただろうし普及しそうです。持っていると安心ですね。
ゼロウェイストを目指す方たちが増え、月経カップや布ナプキンも徐々に認知を上げてきていると思います。私にとってはサニタリーショーツよりハードルが高いです。
ティッシュ
これはもう離脱です。いらないです。このブログで何度か紹介しましたが、ゴミを減らすために真っ先に離脱しました。ガーゼとトイレットペーパーで代替できました。
トイレットペーパー
これは離脱できないです。緊急事態宣言の時は隣のスーパーから数ヶ月間も消え、とうとう関西から24ロール送ってもらいました。あの巨大な段ボールが到着した時のやるせなさは忘れられません。
それから生産者直送に切り替えました。日本紙パルプ商事の株主優待です。生産ピラミッドの最上層からは離脱できたので、安定性は増したと願いたいです。

これで紙類の買い占めや物価上昇の煽りはほぼ受けないと思いますね。
感想
そもそも配当金と不動産収入の不労収入でベーシックインカムを構築するということそのものが資本主義の賜物ですね。資本主義万歳。
一方、資本主義経済の中で起こる波に共鳴しない生き方を構築したいものです。