ミニマリストと健康

トマトの苗

40歳を越えると健康ネタは高頻度の話題です。そして盛り上がります。

土曜日の女子友とのカフェランチでは、目の老化、コロナ禍での近視の進行で盛り上がりました。

土曜日の夜は歯科医の友達と焼肉をたらふく食べながら、BMIと死亡率について談義しました。

健康になりたい、とは一言で言ってもゴールは本当に人それぞれだなと思いました。何故かと言うと私の周りには医療従事者が多いので、必然的に知識的健康リテラシーが高い方が多いです。でも、健康であるために行動を起こしているか?と言うとそうでもないのです。

ここで私が思う健康への道を定義したいです。

  1. 予防=prevention
  2. 早期発見=detection

これら明確に分けてます。医者や薬が好きじゃないので、❶が重要です。シンプルにできることを心がけてます。ミニマリスト方式で色々やるよりも削ぎ落とし方式です。

予防=prevention

健康にお金をかけたくなかったら、「予防」重要です。そもそもお金がかかりませんし、将来の支出を必ず抑えます。

生活習慣病

家族性でない限り、防げますよ。とにかく太らない。メタボドミノを始めない、と言うことが大事です。日本の肥満定義はBMI25以上なので、それ以下に収まっていれば大丈夫と思います。BMI25って大きいですよね。

太ると、高血圧、糖尿病、脂質異常、高尿酸のリスクが上がります。と言うことは脳血管疾患のリスクが上がります。がんと違い、予防の効果がエビデンスされています。

日本人は高血圧になりやすいのは塩摂取が多いからと言われています。塩味は一種の中毒なので、塩少なめ生活を心がけています。意外と知られていない、塩、糖、コレステロール、全て血管や心臓に負担をかけること。

最初のドミノが倒れると、早くも薬が必要です。定期通院が必要です。絶対嫌です!

歯はQoLに実は大きく影響します。歯と言うよりは、自分の好きな物を食べることができるために、歯は必須アイテムです。

毎日の歯磨きです。しかも、きちんとした歯磨きです。歯科医の友達は言ってました。虫歯を治療しにくる方はみんな「きちんと磨いてます」と言うらしいですが、磨いていれば虫歯にはならないよ!と心の中で思うようです。

歯磨きにフロスも含まれます。お肉、繊維質が高い野菜を食べた夜はフロス必須です。若かりし頃より歯茎が痩せてきているので、物が詰まりやすいですよ。悲しいです。

砂糖は歯にも体にも害しかないと思います。甘いものは好きですが、若い時より食べなくなりました。習慣が嗜好を変えたと思います。砂糖少なめ生活を心がけています。家に甘いものを置いてません。料理にも砂糖はほとんど使いません。ジュースは飲みません。3年前にインフルエンザになった時にポカリスエットを飲んだのが最後かな。

がん

科学的には喫煙が発症リスクをあげることしかエビデンスは聞きませんね。がんの予防は難しそうです。だから怖いです。早期発見の方に頼らざるをえないです。

あくまで個人的な信条で、加工品、添加物は抑えるようにしています。既製ドレッシング、ソース、何が入っているかわからないタレ、等々。ちなみにケチャップも嫌いです。塩も砂糖も多いですからね。おかげさまで冷蔵庫に使いきれないボトルが滞ることがないですよ。

加工肉、冷凍食品、極力食べないです。安いベーコンや安いソーセージ、冷凍ナゲット、パスタソースなどは何が入っているかわからないのが怖いです。

私の中でマクドナルドに行かないのは、肥満予防ではなく、がん予防にカテゴリされてます。よくわからない肉、甘くて塩辛いケチャップ、塩以上に何かの味がするポテトの中毒になるのが怖いのです。

畑を始めた一つの理由も、無農薬野菜がいいからですね。それだけが理由ではないですが、なぜ海を渡ってきたブロッコリーが虫にもやられず、黄色くもならずにスーパーに並んでいるのか?知らないところで何かが施されている気がしてならないです。

運動機能能力

ロコモティブシンドロームとは

実は私はこれが一番リスク高いと思っています。筋力が弱いし、骨密度が年齢平均を下回っています。

健康寿命を脅かすのが、これですよ。特に女性。要介護になる要因に運動機能が低下し、自立した生活ができなくなる。

認知症があるから介護、と思いがちですが、女性の場合そうでもないのです。

ナチュラルチーズを食べ、無調整牛乳をのみ、階段は資産を実践し、家でスクワットです。

ただし、プロセスチーズは食べないし、機能性のヨーグルト、乳飲料にも手を出しません。例の、加工品は抑えると同じ理由です。

早期発見=detection

人間ドック、特定健診、がん検診。受診できるものは全部受診します。基本的には重症化する前に病気を発見し、治療して社会生活継続or社会復帰しましょう、です。

これの効果がすごいのががんですね。生活習慣病は自信がありますが、がんは予防ができません。早期発見が全てです。

このデータが今後の予防の分析に使われないのがとても悔しいです。日本の誇れる医療制度は年に一回の健診です。是非その膨大なデータを予防のほうにも利活用してほしい。5年以内に脳梗塞のリスクが高いです、とかいう情報があればもっと有意義な健診と思います。

がん

がんのために人間ドックを毎年受けている、と言っても過言ではないです。最近は自治体から来るがん検診もきちんと読みます。人間ドックと併用して、費用を抑えつつ受けれるテストはなるべく受けます。

人間ドックでどこまでのがんが検査されているのは正直わからないです。自覚症状が出た時は遅い、ということさえわかっていれば検査をするしかないです。

世の中にはがんの治療はやりたくない、という人もいるのでそのような方は検査も積極的には必要ないでしょうね。予防ができないからこそ、そのような考えがあるのだろうと思います。

虫歯検査のために年に2回検診を受けています。がんと同じく、自覚症状が出た時にはもう遅いとおもうからです。ただし、予防もしっかりしてますよ。

研磨と歯垢とりは一種の予防でしょか。明らかに歯が白くなり、歯の隙間が大きくなります。絶対おすすめです。

まとめ

圧倒的に予防でやれることが多いです。

ここもミニマリスト的な発想なのです。削ぎ落とす方が健康を維持できる気がします。

もうちょっと年齢を重ねるとそうも言ってられないんでしょうね。