2022年の5月に2拠点生活を開始し、2024年の1月から兵庫の比重を上げたので、本格的に家庭菜園を回して丸一年経ちました。2周目に入り、ローリングできるようになったので、その記録のために書きました。
自給率を上げるkey success factor: KSF
- 自分の好きな食べ物である
- 自分で料理ができるもの
アーティチョークが大好きだったとしても、料理のレパートリーがなかったら結局自給率を上げないし、そのために料理を頑張るか?というとそうではなかった。
1.ワケギ

多年草である、真夏と真冬以外ずっと収穫できる、とにかく料理の汎用性が高い、簡単、という事でダントツです。
3月に球根を購入、4月くらいから徐々に収穫ができます。真夏に成長が遅くなったら球根を掘り上げ保管。8月の気温が下がり始めた頃に保管していた球根を植えると、秋にはまた収穫再開。12-2月の真冬は成長が止まるけど、3月から写真の通りすっかり元に戻ります。
2.ニラ

こちらも多年草である、真冬以外ずっと収穫できる、簡単、という事で2位です。実際にどういう調理かというと、ニラ玉、お味噌汁、即席ラーメンの具、フォーの具、とそこまで多くない。冷蔵庫の食糧在庫が低い時に活躍します。
一回植えると3~4年は無限に収穫できるようです。
3.レタス

ほぼ年中育つ、苗もタネも安い、外葉かき手法で一株2ヶ月収穫し続ける事が可能、サラダに万能、という事で3位です。3~4株植えてあれば、2人世帯は毎日サラダを食べる事ができます。
年中、苗が売っているのはいいですね。わたしは、サラダミックス種と苗を両方活用しています。
4.人参

畑にずっと置いておいて必要な時に必要な分だけ収穫する、料理の汎用性が高い。ただし、発芽が難しいのと、収穫までの時間が長いのが難点です。今食しているのは去年の9月に種まきしたものです。
収穫したばかりの物を料理するので、新鮮なので匂いがすごい。サラダ、煮物、お味噌汁、即席ラーメンの具、すき焼き、鍋、さすが常備野菜、汎用性は半端ないです。
発芽が難しいのと時間がかかるので、3ヶ月おきに種蒔きしておけば、忘れた頃に発芽確認してする事ができます。
その他 保存可能な野菜
玉ねぎ、じゃがいも、ニンニク。
一シーズンの畑占有期間が長いが、保存が利くし、常備野菜なのでROIは高いと思います。
玉ねぎは6月に収穫したら、保存をきちんとしたら、12月までたべ続ける事ができるので、実質半年は買わないで済みます。
じゃがいもはとにかく育てるのが簡単。植えたらほぼメンテ不要で収穫できます。春植えと秋植えを成功させたら、一年間自給する事が可能になります。
ニンニクは多少手がかかりますが、球根を再利用する事ができるので、リアル無限ループです。有機無農薬栽培は風味抜群です。ただし、和食粗食中心の我が家はそこまで利用頻度が高くないのでランキング外です。
野菜の価格は今後も下がらないと思うし、必需野菜を確実に収穫できるようになる事をターゲットとします。